西安・陝西情報 歴史観光

法門寺

法門寺は、釈迦牟尼の仏骨舎利を安置した有名な寺で、「関中塔と廟の祖」の美称があります。陝西省扶風県城から北に10キロメートルの法門村にあり、西安市の東110キロメートル、宝鶏市の西90キロメートルにある国家級4A観光地です。

法門寺は東漢時代(25年—220年)に創建され、1,700年の歴史を有します。仏教の経典によると、古代天竺(インド)国のアショカ王が仏法を発達させるため、釈迦の真身舎利を分骨し、世界各地に84,000基の仏塔を建てました。中国には19基が建てられ、法門寺はその中の一つです。塔の下に貴重な「仏指舎利」を納める寺として名をはせ、参拝者の多い有名な仏教寺院でした。唐王朝皇帝も8人が仏骨を皇居に迎えて供養し、多くの宝物を法門寺の地下宮殿に奉納しています。